科学技術振興機構（JST）がダイバーシティへの取り組みの一環として、持続的な社会と未来に貢献する優れた研究を行っている女性研究者を選ぶ、「輝く女性研究者賞（ジュン アシダ賞）」（後援・文部科学省/協賛・ジュン アシダ）の第六回 受賞者発表・表彰式・トークセッションが日本科学未来館7F 未来館ホール（東京・お台場）で開催されました。

今年も多くの優秀な応募者の中から、厳正なる審査を経て、「輝く女性研究者賞（ジュン アシダ賞）」は、睡眠・覚醒を制御する神経細胞や回路に関する顕著な研究成果を挙げている京都大学准教授の長谷川恵美さんが受賞。芦田基金より記念のトロフィーと副賞100万円が贈られました。

また「輝く女性研究者活躍推進賞(ジュン アシダ賞)」は、日本ロレアル株式会社が、「輝く女性研究者賞（科学技術振興機構理事長賞）」は、海洋研究開発機構 地球環境部門地球表層システム研究センターの永塚尚子さんが受賞されました。

写真：左から楠田倫子さん(日本ロレアル)、芦田多恵、長谷川恵美さん、永塚尚子さん (敬称略）

表彰式にひき続き、受賞者による講演、そして「ジュン アシダ賞の歩みとこれから：若手女性研究者と拓く輝く未来」をテーマとしたトークセッションが開催。

パネリストには、近年テレビなどメディアでもお馴染み、睡眠学者の柳沢正史先生(筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構 機構長)、第2回ジュン アシダ賞 受賞の坂井南美先生（理化学研究所 開拓研究本部 坂井星・惑星形成研究室 主任研究員）、そして芦田多恵が登壇しました。

写真：左からモデレーターのグルラジ・マラヴィカさん（日本科学未来館 サイエンスコミュニケーター）、坂井南美先生、柳沢正史先生、芦田多恵